父が退職の危機から脱しました。
始まりは1月4日。全社員集めて、会社からの説明会があったのです。
「経営状態が悪い。希望退職者を募ります」と…。
父は長距離トラック運転手。
三菱車の部品を岡山から大阪に運んでいるのだけど、
三菱が車の生産を減らしたことで、運ぶ部品も少なく、
以前は週5日の勤務が減ってきた。


社員の中で最高齢(昨年10月で60歳)の父は名指しで
直接言われたのだそう。


7日に社長と1対1で話し合い、1月末で退職が決まってました。


ところが24日、再度行われた全社員の説明会の席で、
父は退職者リストから外れてました。
予想外に、退職希望者が多かったのだそう。それも若い人が…。
会社都合による退職だから失業手当がすぐもらえる。
その間に、より給料のいいところに就職できれば…という思い。
ここに残っても生活できないから。
とくに、家のローンとかある人は、すごく考えた結果だと思う。


父のように、子供も独立した後の人は、仕事が減っても残りたいと
思うのだろうね。


会社の思惑とは裏腹の結果になった。
父も、社長から「もう少しいてくれ」と言われた。


でも、またいつ危機が来るかわからない。
私たちも、もっとがんばらないと。