matsujou2006-03-30

おかげさまで無事に終わることができました。今は顔が少しむくんでますが口元はスッキリした印象です。麻酔が覚めて部屋に帰って3時間程はすすり泣くような感じでしたがミルクOKになってからは今まで絶食してたのを取り戻すかの勢いで飲みまくってます。先生もわざわざ確認に来るほど。とにかく元気です。


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朝2時に起こして最後のミルクを与えた。60mlと決められているので、欲しがって大泣きして眠ったのは4時。
5時にまた起こして最後の白湯を50ml。この時は眠気が勝ってすぐに眠った。
起こしてまで飲ませなくても…と思うかもしれないけど、次ミルクが飲めるのはいつか分からないし、出来るなら飲ませておきたい、お腹をすかせたまま手術なんてかわいそうと思った母心です。


不安・心配・緊張のせいで眠れない。薄暗い部屋の中、チャコの顔を見る。妊娠中に、口唇裂と判った後、ビデオ録画したエコーの画像何度も何度も1人で見た。今のチャコの寝姿がそのビデオ映像と重なった。このおくちともあと少しでお別れだと思うと、嬉しさと寂しさが半々。


朝7時半ごろ麻酔科の先生、ナンバー2のY先生が連続で様子を見に来てくれた。
旦那と義母も病院に到着。
タオルを利用して作った小さい手術着に着替える。
8時半(定刻)に抱っこで連れて行く。待ってるのはすごく長かった。待合においてある雑誌を読んだりして過ごす。


友達のがめり〜がお見舞いに来てくれた。
手術終了まで時間があるので、義母が気を利かせてくれて、2人で近くの定食屋さんでお昼を食べる。がめり〜お勧めで確かに美味しかったけど、チャコの事が気になってあまり覚えていない。


待合に戻ってチャコの帰りを待つ。予定の12時半をかなり過ぎた1時10分に手術室の前まで迎えに行った。
顔が赤紫色でパンパンにむくんでいたけど、おくちがくっついてる!こんなに小さなおちょぼ口だったんだね〜!
手には点滴、足には体内の酸素濃度を測るモニターが付いている。右の小鼻に丸まった黄色のガーゼが付いている。(写真参照。これは午後4時に撮ったもの)小鼻の形を作るのに必要なんだそう。チャコはウトウト、グズグズしている。

何度も何度も先生や看護師さんたちが様子を見に来てくれて、5時にお白湯OKに。30ml飲んだ。
無事に細長乳首で飲めたので10分後にはミルクもOK。ゴクゴク130ml飲んだ。その後もミルクを欲しがって、8時半までに合計450ml飲んだ。報告を受けた主治医のM先生も驚いてわざわざ確認しに来たほど。
術後のチャコは大泣きせず、ウトウト、すすり泣くような感じだった。夕方は旦那方のひい婆ちゃんも来てくれた。


写真の抑制筒は病院が貸してくれた物。以前手術を受けた子のお母さんが置いていってくれたのだ。大きさは25センチ×14センチ。キルティング2枚をバイアステープで縫い合わせ、中心にものさしの様な硬い板が1枚入っている。この硬い部分をひじの内側にすれば腕は曲がらない。愛情たっぷりの抑制筒。大事に使わせてもらった。