アゲハの幼虫を飼い始めたマコ。だんだん愛着もわいてきています。5匹いますが「名前は全部メラニーなの」らしいです^^:
茶色と白の「鳥の糞」にしか見えない幼虫が一夜にして(脱皮して)綺麗なグリーンに変身したのは、親子共々感動と驚きで、興味深く成長を見守ってます。


「お友達に見せたい」というマコ。
木曜日に幼稚園に持って行きました。毎日持って行って帰るつもりのマコと私でしたが、お迎えに行くと空の虫かごを持ってウロウロしてる…何で?
幼稚園で飼うようになった、と言うのです。ちょっと不本意なマコ。私も、「マイ虫かご」を毎日持ち歩いてる他の園児の姿を見て、持って行ったり帰ったり出来ると思い込んでいたのです。
そこで何匹かは家で飼いたい、と先生に話し、金曜日に持ち帰ることになりました。


どうしても毎日持ち帰りたい訳は、先日の参観日で教室を覗いた時に園で飼われていた生き物を見て、疑問に思ったから。
モンシロチョウの幼虫、ヤゴ、おたまじゃくしがいましたが、どれもきちんと世話されていない感じ。モンシロチョウの幼虫の餌(キャベツ)は芯以外はすべて食べられ、その芯もカリカリに干からびてる。ヤゴの餌は?まさか隣のおたまじゃくしをやるわけにはいかんだろ?
園で飼われているウサギや鶏は、園児が交代で「お当番」をし、毎日掃除と餌やりされてるのに、この差は何なの?これじゃ飼い殺しじゃないか。と思ったんです。


金曜のお迎えの時、その疑問を先生にぶつける。
先生の答えは…
園児に世話を任せているので、大人が手を出すのはどうかと思うんです。もし死んでしまっても、それがなぜだったのかを理解できるようになれば、と考えています。




そーゆー考え方もあるのかー。


「世話が出来ないなら、飼わない方が良い」と思う私とは、全く考えが逆。どうしても受け入れられない。
「しっかり餌やりしてくださいね」と念を押して、3匹を持ち帰った。


マコには寝る前に話をした。家で飼う幼虫は蝶になったらもうお世話が出来ないから逃がそうね。そうしたらお父さんとお母さんになって、また卵を産みに来てくれるんだよ、って。
マコは逃がすのを嫌がっていたけど、また卵を産みに来てくれることを楽しみにして、納得しました。


これで良かったのかな?最初から持っていかなければ…。でも「皆に見せたい」というマコの気持ち、幼稚園の飼育に対する考え、それとは正反対の私の考え…。複雑です。せめて家にいる子だけは、立派なアゲハにして空に放したいです。