市の検診に行きました。
1:15〜の受付だったんだけど、チャコが眠たくて機嫌が悪く、外に出たいと泣くので30分早めに車で出発。保健センターに着くまでに爆睡!抱っこしてセンターの待合椅子に座ってるあいだじゅう爆睡!受付が始まって立ち上がると機嫌よく目が覚めました。


まずは問診。事前に書いてきた問診表を見ながら保健婦さんと話をする。「口唇裂」と素直に書いたけど、そのことには触れられず…。なんか腫れ物にさわるような感じの対応。


身長と体重、胸囲、頭囲を計測。身長80.2cm、体重9.35cm、胸囲42.7cm、頭囲46.7cmでした。


次に内科検診。胸の音を聞いたり、ライトを目の前で動かして目の様子を見たり、オムツを外してお腹を触ったり、股関節の動きを見たり…異常なし。
でも先生の言い方が…「そのほかは異常ないです」「そのほかの」「その」ってなに?確かに、言いたい事はわかるけど…。


そして歯科検診。虫歯は無く、歯の状態も良いとの事♪
しかし…「あれ?お母さん、この子、いつも受け口ですか?」ええ?受け口なの?全く気づいてなかった!あわてて覗き込むと、確かに下の歯の方が前に来てる。
先生も焦った口調で「永久歯が生えて、顎を鍛えたら治りますよ」と言ったけど、やっぱりね〜ショックでした。
本当に顎を鍛えたら治るの??育成医療を使って、格安で歯の矯正はできるけど、将来的に顎の骨きり術とかもしなくちゃいけないのかな〜と思うとショック。


最後に今日の検診結果を保健婦さんが説明してくれ、そして相談タイム。
「育児を負担に思う」と言う質問に「時々ある」に○してたのね。毎日育児が楽しくて仕方ない人なんかいるわけ無いじゃん。誰にだって波はある。だから○したの。
でも保健婦さんは「どんな時にそう思いますか」「寝る前に30分以上ぐずったり、お姉ちゃんと同時にぐずったりした時」と答えると「そうですよね、そんな時は大変ですよね」…と、マイナス方向へばかり同情するようなタイプの人でこっちまでどよ〜んな気分になってきた。どうやったらぐずりが止むかとか色々アドバイスしてくれる保健婦さんと話がしたかったわ。
「生えない歯があるんですね」「2本も生えないんですか」そうつぶやかれるとね…嫌だよ。


「口唇裂」は医療関係者や保健婦さんたちにも殆ど認識されていないんだな〜と実感。私もチャコがそうだと知るまで、全く知識が無かったんだもん、仕方ない事なのだろうか。
これから検診なんかがある度毎に、こんな場面を超えていかなければならないのだろう。今はまだ何も知らないチャコが、人との違いに気がついた時…私はうまく説明できるだろうか。心構えはしてるつもりだけど、実際の自分はすごく弱かった。まだ時間はある。強くならなくちゃ。


最後の保健婦さんと話をしている時、チャコは保育士さんに遊んでもらいました。今一番「旬」な、おままごとのケーキを切ったり食べるまねをして楽しんだそうです。チャコのことを何も知らない保育士さんは普通に接してくれたので、心が少しだけ軽くなって家に帰りました。